Amazonで販売を始めたばかりだと、思ってたより口座に振り込まれてる金額が少なくて焦る事があるかもしれません。
そんな時は、引当金というシステムによって売上金が一時的に保留になってる事が考えられます。
引当金は最近アカウントを作成した人なら必ずついてくるシステムで、お金に関する重要な事なので必ず理解しておかなくてはいけません。
なので今回は引当金と対策についてもシェアしていきたいと思います^^
Amazonの引当金とは
Amazonの引当金とは
売上金をAmazonが一時的に預かるシステム
です。
このシステムは2016年の夏以降に生まれたシステムで、これからアカウントを作成する人には必ず付いてくるシステムです。
なぜAmazonが売上金を預かるのかというと、返品やキャンセルが発生した時にちゃんとお金を払えるようにするためです。
万が一の時のためにお金を人質に取られてイメージですねw
ただ引当金はAmazonが一時的に預かってるだけなので、最終的には全額戻ってくるのでそこは安心してください^^
期間
どのくらいの期間Amazonが売上金を預かるのかというと、購入者に商品が届いてから7日間です。
ただしAmazonからの振り込み手続きは2週間に1回のため、タイミングによっていつ自分の口座に売上金が届くのかは変わってきますね。
金額
どのくらいの金額をAmazonに預けなくちゃいけないのかも気になりますよね。
Amazonは売上金の全額を引当金として預かっているわけじゃありません。
よく売上金の50%が引当金として持っていかれると言われますが、正しい金額は分からないのが本音です。
さっき引当金の目的は「返品やキャンセルが発生した時にお金を返すため」と言いましたが、実はそれ以外にも色んな理由で引当金が発生します。
例えば、自分のアカウントのパフォーマンスが低かった場合、残高の一部が引当金として保留されることもあるんですね。
この基準は非公開なのでAmazonにしか分かりませんが、色んな理由でAmazonが売上金の一部を預かることが発生するようです。
Amazonの引当金を解除するのは無理
引当金は僕たちセラーにとってはあまり良いシステムではありません。
なぜなら売上金が手元に届くのが遅くなると、キャッシュフローが圧迫されて
「利益が出てるのにカードの引き落とし日に間に合わない!」
なんて事が発生します。
できれば解除したいところなのですが、現状Amazonの引当金を解除する明確な方法はありません。
パフォーマンスが健全で実績を上げ続ければ解除できると言う声もチラホラ聞こえてきますが、明確な解除方法が無い以上、引当金はずっとあると思っていた方がいいですね!
引当金の対策
引当金を解除する方法はありませんが、キャッシュフローを安定させる対策はあるのでご紹介していきます。
振り込み申請
引当金のシステムがあるアカウントについては、その緩和策として振り込み申請という機能があります。
基本的にAmazonの入金は2週間に1回なのですが、振り込み申請をするとその時点で入金できる金額を自分の口座に入金する事ができるんですよね^^
申請をしてから口座に振り込まれるまでは3~5営業日かかりますが、24時間に1回無料で申請できます。
これを毎日やる事によって、できる限り最短で手元にお金が入るようになります。
クレジットカードを上手く使う
クレジットカードを上手く使う事によって、支払いまでの期間をできる限り先延ばしすることができます。
支払いまでの期間が長ければ長いほどキャッシュフローも安定して、引当金を気にする事も無くなります^^
クレジットカードの使い方については下記の記事を参考にしてみてください↓↓
まとめ 仕入れをちゃんとやれば引当金は問題ない
Amazonのプラットフォームを借りて販売している以上、Amazonのルールと上手く付き合いながらやっていくしかありません。
引当金はセラーにとっては不利なシステムですが、きちんと仕入れをしていけば特に問題ないと思ってます^^
僕も2019年にアカウントを開設したので当然引当金があるのですが、そのせいで特に困ったことはありません。
それは振り込み申請やクレジットカードを上手く使っているのもありますが、根本的なのは1ヶ月以内に売り切れる商品を仕入れてることです。
この基準で商品を仕入れれば、引当金で保留されていてもキャッシュフローが圧迫されることはありません。
引当金を解除する方法を探すより、そもそもの仕入れ基準を見直していきましょう。
参考になれば嬉しいです^^