ヤフオクの商品説明で「ノークレーム」「ノーリターン」と記載されてるのをよく見かけます。
商品を落札する側からしたら
「万が一商品に不備があっても泣き寝入りするしかないのか・・・」
と不安に思いますよね。
それが高額の商品だったら尚更です。
なので今回は落札者の立場から「ノークレーム」「ノーリターン」の商品に入札するべきか、また入札するときのポイントを書いていこうと思います^^
「ノークレーム」「ノーリターン」の意味
まずは「ノークレーム」「ノーリターン」の意味を見ていきましょう。
「ノークレーム」「ノーリターン」とは“落札後の返品やクレームは一切受け付けません”という出品者の意思表示です。
この2つの言葉はセットで使われる事が多く、ヤフオクの商品説明の欄にかなりの確率で記載されています。
英語表記で頭文字をとって「NCNR」と表記されていたり、それに加えて「ノーキャンセル」と表記している場合もありますね。
ここで大切なのは「ノークレーム」「ノーリターン」はただの意思表示であって、法的な効力は無いという事です。
「ノークレーム」「ノーリターン」と記載していても、ヤフオクのガイドラインに反する事だったら返品しなければいけません。
ただし、ヤフオクは問題やトラブルが起こったときは基本的に当事者同士で解決してくださいというスタンスなんで、どこまで対応してくれるかはその時の状況によって変わってきます。
「ノークレーム」「ノーリターン」が当たり前になってる
メルカリやラクマでは「ノークレーム」「ノーリターン」の記載が禁止されていますが、ヤフオクでは特にそういう規約やガイドラインが無いため、多くの出品者が記載しています。
ただし、記載してる全ての出品者が対応してくれない訳ではありません。
出品者も特に意識せずに他の人が書いてるから、念のため書いておくって人も多いんですよね。
特に初心者の人は商品欄になんて書いていいか分からないですよね。そうすると他の出品者を見て参考にする人がほとんどだと思います。
そこで多くの出品者が「ノークレーム」「ノーリターン」を記載しているため、初心者の人も
「あ、これ書いておけば予防になるかも」
とあまり考えずに真似して記載するわけです。
もちろん、中には「ノークレーム」「ノーリターン」を理由に悪質な取引をする人もいますが、この記載だけでは判断できないのが現状です。
入札するポイントは出品者の評価
今では多くの出品者が「ノークレーム」「ノーリターン」と記載しているため、それだけで入札しないのはせっかくの落札チャンスを逃してしまいます。
なので「ノークレーム」「ノーリターン」と記載していても、他のポイントで入札していいのか判断していきましょう。
その判断基準で大切なのが出品者の評価です。
以前は「ノークレーム」「ノーリターン」を記載してたら、商品に不備があっても返品を拒否するケースがあって落札には注意が必要と言われていましたが、現状は多くの出品者が当たり前のように記載しています。
実際に上記の評価99.7%の出品者も商品説明には「ノークレーム」「ノーリターン」と記載していました。
なので誠実に取引してる出品者でも「ノークレーム」「ノーリターン」は記載しているという事ですね！
出品者の評価が高ければ「ノークレーム」「ノーリターン」と記載していてもちゃんと対応してくれる可能性が高くなります。
そもそも評価が高ければ商品に不備があること自体無さそうですよね^^
この評価が60％や70％なら取引するのは注意が必要です。
落札する金額にもよると思いますが、基本的に僕は評価が97%以上の出品者から落札するようにしています。
結論 「ノークレーム」「ノーリターン」でも入札して良い
今では多くの出品者が当たり前のように「ノークレーム」「ノーリターン」を記載しているので、そこだけで判断するのは勿体無いと思います。
1番の判断基準は評価だと思いますが、その他にも商品説明欄の丁寧さや、自分で考えている文章なのか、画像は実際に撮っているものかなど、総合的に判断して入札していきましょう！
そもそもこういう悪質な出品者やクレーマーがいなくなれば、こんな事も考えなくて良いんですけどね^^;
参考になれば嬉しいです！
